AIを使う前に,
何を楽にしたいのか。
ホームページを更新したいのに,文章をまとめる時間がない。問い合わせへの返事を毎回一から考えている。社内には情報があるのに,Webサイトの「よくある質問」に反映できていない。
文章づくりの負担ならAIが役立つことがあります。一方,公開の承認が滞っているなら,先に確認手順を整える方が近道です。
日々のWeb運用には,
こんな使い道があります。
今あるWordPressや問い合わせ対応を生かす3つの場面です。
お知らせを更新したい
担当者が要点を箇条書きにする。AIが掲載文の下書きを作り,人が内容を確認してWordPressで公開する。
返信文を考える負担を減らしたい
あらかじめ承認した案内文をもとに返信の候補を作り,担当者が確認・修正して送る。自動送信とは区別します。
同じ質問への対応を減らしたい
公開してよい説明資料から回答案を整理し,確認済みの質問と回答をサイトに掲載する。
例えば,お知らせの更新。
実際の操作を想像してみる。
担当者がメモを入力し,AIが下書きを作る。最後に人が確認して公開します。下は操作の流れを説明するための画面例です。
担当者のメモ
・12月から土曜の営業時間を変更 ・土曜日は午後5時まで ・予約方法はこれまでどおり
AIが下書きを作る工程下書きの表示例
12月より,土曜日の営業時間を午後5時までに変更いたします。
ご予約は,これまでどおりの方法で承ります。ご利用の際は,営業時間をご確認ください。
※実際のAI生成・公開機能はない説明用デモです。WordPress内に組み込む場合と,外部のAIツールを使う場合では,操作画面・開発費・管理方法が異なります。
ご依頼内容に応じて,既存のAIを使う手順書だけで済ませるか,管理画面に下書き作成機能を組み込むかを選びます。公開の判断は必ず担当者が行います。
頼みたい規模に合わせて,
形にするものを変える。
「ChatGPTを使いやすくしたい」だけの場合と,「WordPressから操作できる専用機能がほしい」場合では,必要な制作内容が異なります。
今あるAIを使いやすくする
ChatGPTなどの既存サービスを使い,入力する情報や文章の形式を整えます。新しいシステム開発が不要な場合の選択肢です。
WordPressなどと連携する
Webサイトの管理画面などから下書きの生成・確認ができるようにする方式。既存環境や利用するAPIの条件を調べて設計します。
業務に合った専用ツールを作る
資料の検索や返信案の管理など,複数の業務を扱う場合。利用者の権限や保存データ,保守まで設計します。
最初からLEVEL 03を勧めるわけではありません。今の環境を確認し,必要な機能だけを選びます。外部AIサービスの利用料やAPI費用が別途必要になる場合もあります。
入力と公開の,責任の分け方。
AIは正しいとは限りません。「外部へ渡してよい情報」「公開してよい文章」を,人が決める仕組みをつくります。
個人情報や機密情報を安易に外部サービスへ送らないために,契約や設定,取り扱う資料の範囲を確認します。
日時・金額・サービス内容などの事実関係を確認し,承認してから公開します。AIの文章をそのまま自動公開する前提にはしません。
便利そう,で終わらせない。
作るのはAIの仕組みそのものではなく,仕事がきちんと進む状態です。AIを使わない方が確実なら,その方法も含めて考えます。なぜそのやり方がよいのか,理由を共有しながら形にします。